【漫画】とんでもナイト/小坂理絵(完結)

とんでもナイト 1 (1) (講談社コミックスなかよし)

【タイトル】とんでもナイト
【作家】小坂理絵
【出版社】講談社
【巻数】全3巻

---《あらすじ》----------------------

ごく普通の女子高生、屋敷カンナ。
父親はロボット工学の権威でありながら、
その実ただの超過保護で子離れができない変人だった。
そんな娘溺愛!!な父親は、カンナに男を近づけまいと、
ボディーガードロボットを作ってしまった!
人間社会に溶け込めるよう作られたボディーガードロボットは、
屋敷小次郎と名乗り、カンナと一緒の高校に通うことに。
父親の命令どおりに、カンナとカンナの思い人の仲を割こうとする小次郎だが、
そのうちロボットであるはずの小次郎に感情が生まれ、
カンナと小次郎が両思いになってしまう。


---《レビュー》----------------------

なんというか……作品・作者毎にアクセス数の差がかなりあります。
特に映画のアクセス数少ッ!!

……ということで、今回は試しに、
アクセス数の多い『セキホクジャーナル』の小坂理絵先生の
もう一つの代表作『とんでもナイト』を取り上げてみたいと思います。

さてさて、これはアクセス数どう出るのかなー??
『セキホクジャーナル』にどういう影響を与えるのかなー??


1巻のドキュメント『とんでもナイトへの道』を読む限り、
かなりの難産で生まれた作品らしいですが、
結果から見ると、かなり上手くまとめたなー、と感心してしまいました。
多分、第一部を描いていたときには、
第四部の構想なんてなかったでしょうに。
補足・掘り下げがすごいキレイにいきましたね。


とりあえずこの作品を一言で言うならば
「ロボットが出てくるドタバタコメディ少女漫画」。
……なんだそりゃ。
微妙に相性悪そうな組み合わせなのに、きっちり成立しています。
これが小坂先生のすごさだと思います。
ロボットが出てこようが、戦隊物に変身しようが(『ヒロインをめざせ』)、吸血鬼が出てこようが(『VAMP!』)、全然OK。無問題に少女漫画。
ロボットがへまをするのを笑うわけでもないのに(むしろロボットの小次郎はかっこいい、できる男)、コメディ漫画。
周囲に人がいるのを忘れて馬鹿笑いできるけど、間違いなく少女漫画。

……なんていうかな、アンパンみたいな感じかなあ?
洋食のパンに、和菓子の材料の餡を入れるなんてアリ?
と思わせておきながら、ちゃんとパンとして成立させちゃってるよ、コレ。
みたいな印象。


ということで。
子育てがある程度終わったら、ぜひぜひ漫画家業を再開して欲しいです。本当。



すさまじくどうでも良いこと。
……カンナが他人とは思えません、私。
彼女のノリツッコミ、暴言、暴行は、なんというか、本当に他人に思えない……。
何があっても忘れられないキャラクターです、彼女。