【漫画】セキホクジャーナル/小坂理絵(完結)

セキホクジャーナル 1 (1)

【タイトル】セキホクジャーナル
【作家】小坂理絵
【出版社】講談社
【巻数】全4巻

---《レビュー》----------------------

大笑いしたい時に読む漫画です。
関北高校新聞部の個性的なメンバーの日常を描いた
少女漫画……であり、ギャグ漫画(と言ってしまっては失礼か?)。

〆切直前に騒ぎ、もがき苦しむ様は
文芸部に所属していた者としては懐かしく、
たまーに直視できなかったりします(笑)
部長の苦しみに同調してしまうこともしばしば?

取材に恋にしゃにむに頑張っている姿は
「高校生って素敵だなー」と思わせてくれます。

主人公は憑依体質の宮野柚枝。
この設定は小野不由美の「悪霊シリーズ」を読みなれている者にはツッコミどころ満載なんですが、まあいいや。
小難しい話にするのが目的じゃないし。
なんか年頃の女の子が憧れる「霊媒」って感じで、かわいいし。

小坂先生の作品のキャラクター魅力は
ちょっとおバカで、一生懸命で、個性的な(ある意味ぶっ飛んでいる)トコロ。
ちょっとバカで個性的だから、笑所満載だし、他のキャラの冷静なツッコミに爆死してくれる。
でも、一生懸命だから憎めない。
下品な笑いは一切ないので、
とにかく素直に、何も考えずにページを開いて笑わせてくれます。
ひたすら笑わせてくれるわりに、きちんと「少女漫画」しているところも素敵です。

知名度はそんなにないのですが……隠れた名作です!


ところで最近になって気付いたのですが……
小坂先生の作品をアニメ化するならば、
ぜひ脚本は榎戸洋司さんにお願いしたいですね!
シリアスとギャグの混ぜこぜ具合が
榎戸さんの書く脚本に近いと思います。
榎戸さんなら小坂先生の作品の魅力がまんま引き出せるでしょうねー。